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調布市深大寺 05 & フォーサーズ・システム

オリンパスから、デジタル一眼レフカメラの新製品「E-520」が発表されました。
会社の同僚が新製品を待ち望んでいたこともあって、自分も注目していたのです。
E-520はとても良さそうです。とはいえ、最近別のカメラを購入したばかりであり、買うのであれば上位のE-3を買いたいと思っているので、E-520を買おうとは思っていません。

そんなE-520の発表を機会に、オリンパスのデジタル一眼レフカメラが備える「フォーサーズ・システム」について簡単にご紹介したいと思います。
尚、より具体的に知りたい方はWikipediaの「フォーサーズ・システム」のページが、とても詳細に書かれております。
技術的な難しめな説明も含まれていますが、カメラ内部にある、知恵の集約を知ることができ、とても楽しめる内容です。

フォーサーズ・システムとは、デジタル一眼レフカメラ専用の規格の一つです。
デジタル一眼レフカメラというのは、フィルムカメラを元に、汎用性を持たせて設計された中で、現状、根本的にいくつかの問題点を抱えています。詳細はWikipediaをご参照頂くとして、フォーサーズはそれらの問題点を抜本的に解決すべく、従来の仕様を捨て、デジタル専用として一新した規格となります。

細かい変更点の話は置いておくとして、実際に使用者側に影響があるのは焦点距離の違いでしょう。

その前に撮像素子の大きさの話をする必要があります。
撮像素子とはメーカーによってはCCDやイメージセンサーという言い方をし、レンズを通った光を受け取る部分。いわばカメラの心臓部のことです。
フォーサーズの撮像素子の大きさは、一般的なデジタル一眼レフカメラで用いられている「APS-C」よりも、さらに小さいものとなります。
35mmフルサイズの撮像素子の大きさは、24mm x 36mm (Canon 5D、Nikon D3など)
APS-Cサイズの撮像素子の大きさは、16.7mm x 23.4mm (Canon EOS 40D, Canon EOS KISS X2, Nikon D80など)
フォーサーズの撮像素子の大きさは、13.0mm x 17.3mm (Olympus E-3, E-420, E-520など)

撮像素子の大きさは、物理的な光の取り込める量に関係し、それを元に一枚の画像になるため、大きいほど画質が高いと言えます。
また被写界深度が浅くなり、ボケがより綺麗になります。

そういう意味ではフォーサーズはつらいところですが、上記の「デジタル一眼レフカメラが抱える問題」を根本的に解決したことによる恩恵もあるため、一概に画質が劣っているとは言い切れません。

また撮像素子が小さいことによるメリットもあります。それが焦点距離です。

全てのレンズに表記されている焦点距離(18mm~55mmというような表記)の値は、35mmフルサイズの撮像素子のカメラで使用した場合の話になります。
APS-Cサイズの撮像素子のカメラで使う場合には、表記よりも大きい数字で扱っていることになります。
具体的な比率は下記の通り

フルサイズの撮像素子の場合、焦点距離表記の1倍(18mmレンズなら、18mm相当)
APS-Cサイズ撮像素子の場合、焦点距離表記の約1.5~1.6倍(18mmレンズなら、約28mm相当)
フォーサーズ撮像素子の場合、焦点距離表記の約2倍(18mmレンズなら、36mm相当)

になります。(正確には焦点距離は変わっていないため、「相当」という言い方になります。このように、APS-Cなどで使う場合の値を求めることを「35mm判換算」と言います。)

このようにフォーサーズにおいては、表記の2倍です。
つまりは300mmと表記されたレンズを買えば、600mm相当として利用することができるわけです。

フルサイズカメラで600mmで撮りたいとなれば、かなり高額となってしまう600mmレンズを購入しないといけませんが、フォーサーズなら300mmを買えば済むことになります。
またオリンパスのデジタル一眼レフカメラシリーズは、望遠撮影において必須の「手ぶれ補正」をカメラ側で持っているのもうれしいところ。

そんな比較的安価で望遠を楽しめるフォーサーズであり、さらには世界最速のオートフォーカスを持ち、耐久性に優れるE-3は動物撮影専用として、いつかほしいなと思っているわけです。
恐らくE-3自体、動物写真家 岩合光昭さんのニーズに応えた設計のカメラなんだと思います。

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